エンジニア転職

未経験エンジニアはきつい?未経験で転職した現役エンジニアの僕が理由を解説

悩んでいる人

ITエンジニアに興味があるけど「未経験だとエンジニアはきつい」と言われるのは本当なの?
実際どれくらいきついの?

こんな疑問にお答えします。

この記事で分かること

  • 実際に未経験でエンジニアはきついのか?
  • 【実体験】未経験者がエンジニアをきついと感じる理由
  • 未経験でもエンジニア転職をおすすめする理由

ITエンジニアは将来性が高く、未経験からでも憧れを持つ方が多い職業の一方で、「未経験がITエンジニアとして働くにはかなりきつい」と言われることもあります。

将来性が高く人気のあるITエンジニアですが、せっかく未経験からエンジニアになれたのに理想と現実のギャップから、実際に、仕事を辞める人もいることも確かです。

この記事では、未経験者がITエンジニアとして働くと実際どれくらいきついものなのか、30歳でホテルマンから未経験のエンジニアに転職した僕の実体験を交えて解説いたします。

この記事を書いた人

kodai
  • 都内IT企業(マザーズ上場)の現役Webエンジニア
  • 30歳未経験でフルリモートの自社開発エンジニアに転職成功

この記事を書く僕は、元ホテルマンの現役エンジニアです。
アラサー・文系・未経験から7か月でWeb系自社開発企業にエンジニア転職いたしました。

>>参考:未経験から7ヶ月でフルリモートのWeb系自社開発エンジニアに転職するまでに行ったこと

過去の僕と同じく、未経験からエンジニアを目指している方にとっては、生の声を聞くことで、事前にエンジニアになるイメージを掴むことができるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

実際に未経験でエンジニアはきついのか?

結論として、未経験からエンジニアとして働くのはかなりきついです

だいたい入社して、3ヶ月〜半年くらいは、かなりキツイと感じました。

未経験エンジニアは無理ゲーだと良く聞きますが、正直本当に無理ゲーだと思います。

ただ、半年くらいを乗り越えると、徐々にスキルが付き、業務にも慣れてくるので、未経験エンジニアは入社から半年くらいが鬼門かと思います。

ここで挫折してエンジニアを辞めるか、辞めないかで「エンジニアは無理」or「エンジニアは最高」になるか変わってきます。

【実体験】未経験者がエンジニアをきついと感じる理由

具体的に未経験者がエンジニアをきついと感じる理由は、以下の7つです。

僕の実体験ですので、全ての人に当てはまらない場合もありますが、参考としてご覧ください。

  • ITエンジニアという独特な職場環境
  • 会社のドキュメントが未整備
  • スキルレベルが違い会話についていけない
  • 気軽に質問できない
  • 与えれらたタスクは完遂することが求められる
  • 突発的なトラブルに対応できない
  • 自分の無力さを痛感する

順番に解説していきます。

ITエンジニアという独特な職場環境

未経験からエンジニアに転職すると、まずエンジニアという特殊な職場環境に慣れるまでが大変です。

具体的には、リモート環境での仕事、チャットメインのコミュニケーション、開発で使われる様々なITツールなどに慣れる必要があります。

未経験の場合、まずはエンジニアという仕事の進め方に慣れるまでが少し大変と感じるかもしれません。

会社のドキュメントが未整備

ドキュメントを見ながら開発をすることが多いのですが、内容が理解できないという場合があります。

具体的には、

  • 環境構築や、トラブル時の対応方法などの手順がまとまっていない
  • 未経験には理解できない内容で書かれている
  • そもそもドキュメントに書かれていないことが多い

実際に、そもそも未経験者向けて書かれていないため、ドキュメントの内容を理解するのに苦労しました。

kodai

こちらは、未経験エンジニアを最近採用し始めたというような会社に多いかと思います。

スキルレベルが違い会話についていけない

指示された言葉の意味や、指示内容が分からない時が多々あります。

先輩エンジニアも分かりやすく噛み砕いて説明してくださっているのですが、スキルレベルがあり過ぎて、理解できない場合が多く、メモをとり、後で言葉の意味などをググる場合が多いです。

気軽に質問できない

リモートワークのため、オフラインと違い不明点があった際に気軽に先輩エンジニアに質問できないのもきつかったです。

会話は基本的にチャットのため、忙しい先輩エンジニアの時間を奪わないように、質問内容を簡潔にテキストに落とし込むという作業も不慣れなため、時間がかかってしまいます。

結果的に、自分のタスクスピードが落ちてしまい、チームに迷惑を掛けてしまうこともあります。

与えれらたタスクは完遂することが求められる

未経験であっても関係なく、自分の開発タスクを完遂しなければいけないという点もきついです。一言で言うとタスクから逃げられないということです。

やっていることは「仕事」ですので、未経験であっても当然結果を求められます。当たり前ですが、自分の仕事は投げ出すことはできません。

「出来ませんでした」では済まされないため、未経験だとしても自分の役割を果たす必要があります。

ここが学習と違い一番きついと感じました。

kodai

エンジニアは自走力が求められるため、学習中から意識しておく必要がありますね。

突発的なトラブルに対応できない

ITエンジニアとして働いていると、突発的なトラブルに遭遇する場合があります。

その際に、チームとして対応に追われている際に、未経験である自分は何も対応出来ないというのもきついです。

原因の特定や、ログの確認など、指示されても何をしたら良いか分からず、ただ傍観しているだけになるため、かなり申し訳ないと感じます。

この点は、慣れも必要になってくるため、一つ一つ対応を覚えていく必要があります。

自分の無力さを痛感する

駆け出しの内は、右も左も分からず、出来ることも限られるため、結果的にチームに貢献できていない自分の無力さに少なからず絶望します。

この点が精神的に一番きついです。

周りと比べて、圧倒的にスキル不足な自分が浮き彫りになることで、まさに挫折という感じです。

この時点で、正直本当に「エンジニア辞めたい」となります。

しかし、ここで踏ん張るが、踏ん張らないかで、今後のエンジニア人生が変わります。

未経験でもITエンジニアをおすすめできる理由

実際にエンジニアとして働いてみると、未経験エンジニアにはきついと感じる場面が多々あります。

しかし、それでも、エンジニアとして働くメリットの方が大きいと感じます。

実際に未経験からからエンジニア転職をおすすめする理由としては以下の3つです。

  • 給与水準が高い
  • 個人で稼ぐ力が身に付く
  • ワークライフバランスを整えやすい

以下で順番に解説いたします。

給与水準が高い

IT業界は他業種よりも平均年収が高いため、エンジニアになることで高収入も見込めます。

以下の画像を見てください。

ITエンジニアの平均年収は438万円と、全体平均の403万円よりも35万円高いです。

生涯賃金で比較すると、ITエンジニアは全職種より約3000万円も高いです。

エンジニアになるだけで、これほど賃金に差が生じるのはかなり大きいですよね。

また、エンジニアはスキル習熟度に応じて、市場価値が高まっていくのが魅力です。

スキルが付くほど、年収もアップしていきますし、転職することでキャリアアップも可能となります。

kodai

実際に僕も、ホテルマンからエンジニアに転職した初年度で年収が約100万円もアップしました。

個人で稼ぐ力が身に付く

エンジニアとしてプログラミングスキルが付くことで、個人で稼ぐ力が身に付く点はメリットと感じます。

なぜなら、Webサイト制作やアプリ開発などのプログラミングスキルを使った副業の仕事が多く存在するからです。

エンジニアになることで、本業でスキルを付けて、副業でもそのスキルを活かすことが可能になります。

実際に、僕も今まで副業として個人で以下のようなお仕事を受注できました。

  • PHP開発案件に参画→時給4,400円
  • PHPの開発案件を受注→単価72万円
  • Webサイト制作案件を多数受注→総額で100万円以上

エンジニアは本業だけでなく、副業でも稼ぐチャンスがあるのも魅力的です。

しかも、プログラミング案件は単価も高く、案件の数が多いです。

そのため、将来的には独立してフリーランスとして仕事をしていくことも可能なため、キャリア選択の幅も広がります。

ワークライフバランスを整えやすい

エンジニアの仕事は在宅で完結するためワークライフバランスを整えやすいというのもメリットです。

実際、僕もフルリモートワークで残業も月5時間未満という、ホテルマン時代は考えられなかった職場環境です。

通勤が無く、制服に着替える必要もないため、かなり自分の時間を捻出できています。

僕は、子供がいるので仕事後も子供との時間をたっぷり作れることは、エンジニアになって良かった点です。

エンジニアでも職場によって勤務環境は変わってくるかと思いますが、スキルが付くことでこういった「働き方の選択」が可能になるというのも、エンジニアの魅力です。

まとめ:未経験エンジニアはきついが目指す価値はある!

ここまで「未経験者がエンジニアをきついと感じる理由」と「未経験でもITエンジニアをおすすめできる理由」をご紹介してきました。

最後に本記事の内容のまとめです。

本記事のまとめ

未経験者がエンジニアをきついと感じる理由

  • ITエンジニアという独特な職場環境
  • 会社のドキュメントが未整備
  • スキルレベルが違い会話についていけない
  • 気軽に質問できない
  • 与えれらたタスクは完遂することが求められる
  • 突発的なトラブルに対応できない
  • 自分の無力さを痛感する

未経験でもITエンジニアをおすすめできる理由

  • 給与水準が高い
  • 個人で稼ぐ力が身に付く
  • ワークライフバランスを整えやすい

未経験エンジニアは本当にきついです。

入社から半年くらいは、何度も挫折します。

しかし、最初はしんどいですが、その分圧倒的に成長できます!

プログラミングスキルが付くことで個人で稼ぐ力が身に付きますし、リモートワークによる恩恵も大きいです。

仕事に慣れて、やれることも増えてくると徐々にエンジニアの仕事も楽しめるようになるかと思います。

これから未経験でエンジニアを目指そうと思っている方は以下の記事も参考にしてみてください。

  • この記事を書いた人

コウダイ

都内のWeb系自社開発企業に勤務するエンジニア|33歳1児のパパ|ブログ歴4年→月間6,000PV|新卒で手取り18万のホテルマン6年→プログラミングを900時間勉強→100社以上応募しアラサー未経験から7ヶ月でフルリモートのWEB系自社開発エンジニアに転職し年収100万円UP|【人生を自由に、ノンストレスで生きる】をテーマに、30歳で文系・異業種未経験からITエンジニアに転職したノウハウの他、プログラミングやブログで稼ぐ方法など、「時間や場所に縛られずに稼ぐ」方法を発信しています。

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